FX 稼げる 商材 口コミ まとめ

FX 個人投資家のトレーダーえりりんです。海外在住で、ニューヨークを拠点にしています。このブログでは、FXの商材を中心に紹介していきたいと思います。

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東京オンリーFXは実は難しい!?

FX 個人投資家えりりんです。


今日は「FXで稼げるのはいつ?答えは東京時間にありました」と宣伝されている、東京オンリーFXについてレビューしていきたいと思います。

 

ロンドン市場、ニューヨーク市場、東京市場はFXの三大市場と呼ばれていますが、東京時間の特徴は、指標やトレンドが発生していない限り、だいたいは前日のロンドン時間やニューヨーク時間につけた値幅のレンジ相場であることが多いと言われています。

 

FXは為替の上下の動きを利用して稼ぐので、トレンドに乗った方が儲けも大きくなります。

 

しかし、東京オンリーFXは、比較的レンジ相場でボラが少ない東京時間こそが稼ぎ時であると言ってます。

 

本当なんでしょうか!?

 

 

販売会社   株式会社金馬新聞

所在地    〒062-0934北海道札幌市豊平区平岸4条13丁目4-30 シャトー和田

運営責任者  岩本和也

 


東京時間って、あんまり稼げないじゃなかったっけ!?

東京時間(9:00-15:00)といえば、次のように言われています。

 

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普通はロンドン時間やニューヨーク時間のような派手に動く方が稼げると考えるのが普通なんですが、東京オンリーFXは、東京時間は大きく動かないからこそ「狙い目だ」と言っています。

 

その理由として、ロンドン時間とニューヨーク時間の弱点を次のように上げています。

 

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東京オンリーFXでは、このようなことは、大きく儲けられる可能性がある反面、大きなリスクを背負うことになると言っています。だからこそ、動きの比較的穏やかな東京市場のみにターゲットを絞ってトレードすることをすすめています。東京オンリーFXが狙う時間は、たった3時間(11:00-14:00)です。

なぜ東京時間の11:00-14:00を狙うの?

東京時間である9:00-15:00のなかで、なぜ11:00から14:00までの3時間だけを狙うのかという理由として次の5つをあげています。

 

1 究極のレンジ相場

この時間帯はいろいろな調整が終わった後の落ち着いたレンジ相場です。そのため、レンジやボラが少ないところを狙って大きく逆行するかもしれないという不安が軽減される。

 

2 指標を気にしなくて良い

この時間帯に大きく動く指標はほとんどないので、指標による大きな変動を避けられる。

 

3 スプレッド拡大を気にしなくて良い

指標の際などはスプレッドが拡大して不利になるので、指標を避ければスプレッドの心配をする必要はない。

 

4 急変動のリスクが少ない

大統領の発言やミサイルなどによって相場が大きく動くのは、多くの場合ロンドン時間かニューヨーク時間である。その時間帯を避けることによって相場が逆行する不安を減らすことができる。

 

5 持ち越しの心配がない

狙うのは11:00から14:00までなので、日をまたいだり、ましてや週をまたいでポジションを持ち越すことはない。そのため夜や土日は安心して過ごせる。

 

具体的な手法は?

東京オンリーの手法を一分足を用いた写真で紹介しています。

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手法は、たった3手順のみ。

1 大きな矢印の向きを確認(上か下か)

 

2 大きな矢印と同じ小さな矢印が出たらエントリー

 

3 反対の小さな矢印が出たら決済

 

たったこれだけ、だそうです。しかも、スマホだけでトレードできるとのこと。

 

デメリットは!?

東京オンリーFXはデメリットとして次のことをあげています。

 

★ 11:00-14:00に限定したトレードなので、その時間にパソコンやスマホが一切見れないという人には向いていない。

 

★ トレンドを狙った手法ではなく、レンジを狙う手法の為、一回のトレードで大きな利益になることはない。

 

★ サインが出たらエントリーするだけなので、単純すぎて上級者には物足りない。

 

★ 無料ではなく、商品の代金がかかる。

 

★ 勝敗をトータルすると負ける月もある。

 

全部当たり前のわかりきったデメリットですが、最後のデメリットだけは困りますね。

 

一回一回のトレードで負けることがあるのは仕方がないのですが、トータルして勝たないと意味がありません。負ける月が出るというのはマズすぎると思います。

 

代金28,000円って値段的にはどうなの!?

「勝敗をトータルすると負ける月もある」と購入を躊躇してしまうようなデメリットを販売ページで堂々と挙げていますが、トレードしてるうちに何回か負けが出るというのは仕方ないけれど、月単位で見た場合に負ける月が出るというのは致命的なデメリットだと思います。

 

それでも、使い方によっては値段的には悪くないと思います。この商材の手法は、サインに従ってたった3つの手順を踏むだけという、ただ黙々とルールに従ってトレードするだけのものですが、これだけに頼ってトレードするのではなく、どのタイミングでサインが出るのか慎重に観察して、

 

あくまでも、勝つためのものではなく、レンジ相場の練習用として活用するならば、レンジ相場のエントリーと利確のポイントをつかむための良い練習となるのではないかと思います。

 

為替相場の7割がレンジ相場だと言われているので、レンジ相場を極めて、利益を出せるようになればトレーダーとしては、非常に有利です。

 

良い口コミ

★ 矢印サインでエントリーのタイミングがわかるので、スマホだけでできる。

 

★ 急変のリスクが少ない時間帯を狙っているため、比較的安心してトレードできる。

 

悪い口コミ

★ 実績データは公開されていなく、バックテストの結果しか掲載されていないので、本当に有効なのかどうかわからない。

 

★ 値動きの少ない東京時間を選んだ手法なので、リスクを軽減できる分、利益も大きくとることが難しい。

 

★ 一分足を基本とする、レンジ内の逆張りなので、タイミングが少しズレるだけで、利益が減少したり、マイナスになったりする。

 

まとめ

勝率66%と言っているのに、負ける月があるのはマズいです。三カ月以上の連敗はないと言っていますが、それは特別に誇れることではありません。一度の負けで破産になる不安がないように作成したとありますが、リスク管理をすれば誰も一度の負けで破産にはなりません。

 

チャートは、時間足が長くなるほどに、抽象化されるから読みやすくなるという特徴があります。一方で、一分足は信頼に足るものではなく、動きが不安定です。

 

東京オンリーFXは、基本一分足を時間軸にした、コツコツ型のスキャルピングなので、本来なら損小利大を狙うところを、逆の損大利小になってしまう可能性があります。利益が出た方向に追いかけていきたいと思っていても、もともとそういうふうにデザインされていないので、応用が利きません。

 

利益が出た方向にどんどん追いかけていかないことには大きな利益を出すことができないし、エントリーと利確をコツコツと細かく繰り返す手法は、何度もポジションを持つことになるので、逆にトレーダーの心理的負担になりやすいと思います。そのため、この商品はおすすめできません。