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FX 個人投資家のトレーダーえりりんです。海外在住で、ニューヨークを拠点にしています。このブログでは、FXの商材を中心に紹介していきたいと思います。

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スキャルピングで脱サラした投資法B版で億万長者!?

FX 個人投資家えりりんです。

 

今日は「億越えスキャルトレーダー、4つの投資手法を初公開」と宣伝されているスキャルピングで脱サラした投資法B版についてレビューしていきたいと思います。

 

スキャルピングで脱サラしたというこの方は、スマホ一台だけで、7年連続で勝ち続け、30万円を1億449万円に増やしたとのことです。いったいどんな投資手法を初公開してくれるのでしょうか!?

 

今日はちょっと厳しめかもしれませんが、この教材のレビューを通して、話さなければならない大事なことが盛りだくさんですので、お許しくださいっ(⋈◍>◡<◍)。✧♡

 

 

販売会社    トラストライン株式会社
所在地     〒530-0047 大阪府大阪市北区西天満3-13-18
運営責任者   藤川 雄貴

 

 

「7年連勝の脱サラした男」って誰!?

スキャルピングで脱サラした投資法B版は、その名も「スキャル将軍」と名乗る方の投資法です。「7年負けなし」というスキャル将軍ですが、最初から上手くいっていたわけではないとのことです。マイナスポジションを持ったまま一晩持ち越して睡眠不足に陥ったこともあったそうです。

 

最初の3年間で大きな損失を生み出してしまい、「なぜ、勝ち負け50%の世界で自分だけ負け続けるのか」ということに疑問を抱き、負けないための42のチェックリストを使ったことを皮切りに、勝てるトレーダーへと見事変身を遂げたそうです。今では専業トレーダー7年目で、運用額は1億円を超えるとのことです。

 

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1億円の運用額ってとてもインパクトのある写真ですね。

 

負けないためにチェックすべきことは!?

スキャルピングで脱サラした投資法B版では、トレーダーが陥りやすい傾向に注意を促しています。どんな傾向かというと、下記の通りです。

 

★逆指し値なしの成り行きエントリー

★ポジション保持のまま就寝

★ポジション持ちたがりのポジポジ病

★相場の一方向だけに目を向けて、意地になってトレンドに逆らい連続損切り

★自分を安心させるために、とりあえずテクニカル表示

★思ったのと反対方向に行くなら逆方向でエントリーしてみようと考える

 

スキャルピングで脱サラした投資法の、4つのスキャルピングとは?

FX雑誌のSPAに特集として取れ挙げられた手法です。こちらがスキャルピングで脱サラした4つの投資方法の予告編の動画です。

 

 

スキャルピングで脱サラした投資法B版で学べる事

突っ込みどころ満載のため、私が問題ありと判断した部分を赤文字にして、それに対する、私の意見を青文字で述べたいと思います。

 

セッション1: スキャル将軍紹介

スキャル将軍がFXを始めたきっかけや、負け続けた過去から勝てるトレーダーに変化した軌跡などが動画に集約されています。FXの勉強が孤独との戦いにならないように、ミッションを共有することで、トレーダーが孤独感にさいなまれることがないようにします。

 

 

セッション2:プライスアクション投資法

1分足のチャートを見ながらローソク足の特徴を解説します。その特徴から、相場の大まかな流れや、大衆心理を読み解きます。1分足を使ったスキャルピングなので、時間帯を問わず、いつでもトレードできるという利点があります。トレード時間が不定期の方におすすめする投資法としてスキャルピングを推奨しています。

 

【私の考え】1分足というのは、まるで鼓動が脈打つかのような独特な動きで、強烈に短い時間であっという間に、あっちに行ったり、こっちに行ったりして動いているという特性上、相場の大まかな流れや、大衆心理を読み解くことは、はっきり言って不可能だと思います。

 

 

セッション3:ファンダスキャル投資法

経済指標ではなく、要人発言に着目します。要人発言と経済指標の違いを理解することで、相場が乱高下しているときには最初から見送ったり、一方向に動くときには初動を捉えたりすることができるようになります。

 

【私の考え】手法は人それぞれなので、このやり方を真っ向から否定するつもりはありませんが、私はこの考え方を推奨しません。なぜならば、要人発言という、突発的であろうと、予定されたものであろうと、結果どういう発表されるかは誰にもわかりませんし、どのように市場がそれを評価するかもわからないからです。一時間足以上の時にはファンダメンタルズ分析はある程度有効ですが、時間足が短くなればなるほど、ファンダメンタルズは役に立たないと言っても過言ではなく、ましてや1分足で先の分からないことに手を付けるのはギャンブルと同じことです。

 

 

セッション4:チャートテンプレート投資法

チャートテンプレートに基づいた投資法は、多くのトレーダーが着目しているため、大衆心理を知るのに有効な方法として知られています。ところがそこから目の付け所を少しずらすことで、多くのトレーダーの目論見を見越して早い者勝ちで勝つという常識を逸脱した方法です。

 

セッション5:ボーナスタイム投資法

この投資法もまた、今までのトレードとは180度異なるトレード手法です。なぜならばチャートを見る必要が全くないからです。チャートを見ない理由は、機関投資家が買わなければいけないところや、手仕舞いする調整の動きを狙って、売るからです。そのためチェックするのはチャートではなく、機関投資家が動きを見せる曜日や時間帯です。この2つさえ意識すれば1秒たりともチャートは見る必要はありません。簡単すぎるのでスマホトレードに最適です。

 

【私の考え】1分足を使ったトレードと言っていたのに、チャート見る必要が全くないっていうのは矛盾だらけですね。見ないんだったら、別に何分足でも関係ありませんよね。1分足を使ったトレードならば、1分間につき、たった1本のローソクだけに全てがかかっているというのに、チャート以外に何を頼れって言うのでしょうか!?中長期だったら、もしかしたらスマホでチェックできるかもしれないですけど、1分足の動きは、目が回って酔ってしまうような動きですから、それこそチャートを食い入るように見なければ、値動きが追えません。

 

 

セッション6:しっかり負ける資金管理法

FXで一番大事なのは、安定であり、勝つばかりが最重要事項ではありません。このセッションでは、スキャル将軍が実践している資金管理法を解説しています。スキャル将軍の資金管理を実践して、コツコツと貯めた利益をたった一発のトレードでなくすことのないようにするためのものです。

 

【私の考え】「しっかり負ける管理法」というタイトルの意味がわかりません。どなたかわかる方がいたら教えていただきたいくらいです。私はFXで一番大事なことは、「負けないこと」だと思います。「負けないこと」を繰り返した結果、勝てるようになるからです。そのために資金管理が大事なのは言うまでもありませんが、「コツコツと貯めた利益をたった一発のトレードでなくすことのないようにする」という件は、エントリーと損切りがセットである以上、一発でなくすことなどないというのが、トレードを行う上での前提条件であり、絶対条件です。まあ、そうなってしまう人もいるので注意喚起しているのでしょう。

 

 

セッション7:スキャルの真実

スキャル将軍のスキャルピング手法は、通常のスキャルピングのように短期でコツコツ稼ぐ手法とは全く異なるものです。ファンダメンタルズの読み解きのような難解で面倒なことはスキャル将軍が全部代わりにやってくれるので、インジケーター使いまくりのゴチャゴチャしたチャートを使う必要はありません。やるべきことは、ただメンタルを安定させ、好きな時間にトレードすることを考えるだけです。

 

 

セッション8:ファンダメンタルズの極意

ファンダメンタルズは難解だという思い込みが、トレードを難しくしています。世の中にはテクニカルトレーダーが多く存在していますが、スキャル将軍の考え方の極意は反対側にあります。このセッションでは、ファンダメンタルズの部分こそが、相場の方向性を読み解くカギを握っているとして説明しています。ファンダメンタルズの極意とは、「思惑」であり、この思惑を読み解くことで、テクニカルトレーダーの一歩先にポジションを持つことができるのです。ファンダメンタルズの極意を知れば、木だけでなく森全体を見渡すことができるようになります。

 

【私の考え】ファンダメンタルズとテクニカルと、どちらに優位性があるかというのは、短期トレードなのか、中長期で保有したいのかということで変わってきます。1時間足以上でトレードをするなら、ファンダメンタルズ分析は有効ですが、時間足が短くなればなるほど、ファンダメンタルズは役に立たないと言っても過言ではありません。ところが、この商材の手法は全く逆で、ファンダメンタルズを1分足に用いるという手法です。私はこのやり方には全く賛同できなく、短い時間足のトレードは単純に値動きだけでやった方が良いと思います。

 

 

セッション9:プライスアクション投資法実践編

1分足のローソクの動きを見てエントリーする投資法を実際のチャートを使って、その手法を解説しています。

 

 

セッション10:ファンダスキャル投資法 実践編

要人発言によって相場が一方向に大きく動いたときに大きな利益を得るための実践編として、スキャル将軍が、実際のチャート画面を使って手法を解説しています。

 

 

セッション11:チャートテンプレート投資法 実践編

機関投資家の多くが意識しているチャートの形に沿ってエントリーしていくチャートテンプレート投資法の実践編として、スキャル将軍が、実際のチャート画面を使い、手法を解説しています。

 

 

セッション12:ボーナスタイム投資法 実践編

チャートすら見ずに、曜日と時間帯だけ気にしてエントリーするボーナスタイム投資法の実践編として、スキャル将軍が、実際のチャート画面を使って手法を解説しています。実際にスキャル将軍の100万通貨でのトレードが収録されています。

 

【私の考え】「100万通貨でのトレード」なんて、見ても何の役にも立ちません。なぜかと言うと、FXは元手が多ければ多いほど有利な戦いができるので、学習者も多額の資金で同じ有利な立場を取る準備ができているのではない限り、見ても参考にならないということです。スキャル将軍が1億円を元手にトレードしているから、100万通貨でトレードしても安全なのであって、この商材を検討する人がスキャル将軍と同じように1億円の元手でトレードする人がいない以上、同じトレードしても同じ結果は出せないということです。実現不可能なものは見せても意味がないと思います。証券会社によって1ロットが何通貨なのかは異なりますが、日本国内のメジャーなところだと、仮に1ロット=1000通貨として、100万通貨のトレードの場合は、1000ロットでトレードするということになります。そんな、とてつもない特大ロットでやっているトレードを見せつけられても、それは単なる見世物で、学習にはつながりません。

 

特典は付いてるの!?

6つの特典をプレゼントしてくれるそうです。

 

特典1 スキャル将軍からの解説動画の提供

スキャル将軍が解説する動画を不定期でアップデートしてお届けします。

 

特典2 脱ポンコツトレーダー42のチェックリスト

スキャル将軍が負け組だったころに、負ける癖を洗い流した42のチェックリストをプレセントします。

 

特典3 FOMC重要人物一覧表

FOMC要人発言リストで、要人のインパクトレベルをチェックすることが可能です。

 

特典4 トレード前の簡単早見表

スキャル将軍のスキャルピングをマスターするために、何度もプログラムを確認する必要があるかもしれませんので、そのために取引手法早見表を使えば、トレード前の最終確認が簡単にできますので、大事な部分を見落とすことがなくなります。

 

特典5 未公開取り下ろしビデオ×2本

スキャル将軍が今までのトレードについて赤裸々に話している未公開映像の動画です。

 

特典6 理解度チェックリスト

スキャル将軍のプログラムの理解を深めるための確認テストで、学習後のスキャルピングのレベルを簡単にチェックすることができます。

 

値段39,800円の価値はあるか?

39,800円という値段設定の内訳として、スキャル将軍がこの手法にたどり着くまでにFXて負けた損失額である500万円と、3年の月日を考慮してのことだそうです。

 

しかしながら、私の個人的な考えですが、商品の値段というのは、商品として売り出すまでに携わった個々の労働の成果に関心を集中させるべきものではないと思います。

 

商品の値段に関しては、価格と質が納得できるものであれば、その生産過程の個人の労苦は基本的に問わないという態度に徹するのが、本来消費者が商品の値段と向き合うのに合理的な態度だと思うからです。

 

端的に言うと、スキャル将軍の苦労話は商品の値段に関係ないという事です。だって、「これ一生懸命作ったんだから買ってよ」じゃなくて、「これは良いものだから買ってよ」というのが普通ですよね。つまり、大事なことは質のみです。そのため、39,800円は高いと判断しました。

 

良い口コミ

★ スキャルピングの勉強ができる。

 

悪い口コミ

★ 1分足で大衆心理を読み解くなんて、ちゃんちゃら可笑しい。

★ スキャルピングなんてやったら神経衰弱になっちゃいそう。

★ えっチャート見ないんですか?1分足って言ってたじゃないですか。

 

まとめ

1億円でトレードしていることは盲点になり得ると思います。すごい!と思わせて、魔法をかけて目くらましを食らわせたところで、大事な部分を見えなくするトリックだと思います。「教える」という立場を取る以上、学習者目線の資金でトレードを見せてくれることが大事だと思います。

 

突っ込みどころが万歳だったため、途中でたくさん、私の個人的な意見をはさんでしまいましたが、そこで既に言ったような理由から、この商品はおすすめできません。