雷神スキャルにすべてお任せ!?
今日は「長期安定運用を目的とした EA、スマホFX雷神スキャル」と宣伝されている、雷神スキャルについてレビューしていきたいと思います。
雷神スキャルは、完全にスマホだけのトレードというわけではなく、普段の相場確認をスマホから行う手法ということです。チャートは見なくても良いとのことですが、本当にチャートを見なくても勝てるんでしょうか!?
販売者 白石勝
所在地 〒751-0827 山口県下関市幡生本町2-24
雷神スキャルの目的
FXの5年後の生存率は、全体数の1%以下だと言われています。その1%の生存者の内訳は、EAによるシステムトレード運用が8割で、裁量トレードが2割となっているとのことです。
つまり、ただでさえ少ない生存率の中で、裁量トレードで生き残ることがいかに難しいことであるかということを物語っていると、システム開発者の白石勝さんは主張しています。そのため、白石勝さんの提供するシステムプログラムは、下記のような悩みを抱えた人たちへ向けた長期安定運用を目的としたシステムです。
★FXの初心者や、これから入門したいと思っている人
★トレードする時間があまりない人
★裁量トレードが難しいと感じている人
★他の投資の傍らでFXをやりたい人
★他のビジネスで稼いだお金をFXで運用したい人
雷神スキャルの詳細
スマホFX雷神スキャルの詳細は下記の通りです。
★取引スタイル: スキャルピング
★時間足: 5分足
★取引方法: 自動売買
★使用チャート: MT4
雷神スキャルの特徴
雷神スキャルの主な特徴は下記の通りです。
★チャートは見ずに相場確認はスマホだけ
★長期安定運用を目的としたシステム
★システムの設定にはパソコンが必要
★月利平均3%~8%、多いと10%~12%が見込める
絶対に使ってはいけないEA
雷神スキャルの特徴として、「月利平均3%~8%、多いと10%~12%が見込める」ということですが、一見利益率が少なそうに見えます。
しかし、それはいかに巷に出回っているEAが誇大な宣伝をしているかということを裏付けているということにもなるとのことです。雷神スキャルのシステムは、裁量トレードのような月利20%~40%を目指すものではありませんが、EAで安定的に長期にわたって利益を生み出し続けるためには、月利を平均3%~8%くらいに抑えておいた方がシステムの最適化を図れるとのことです。
そのため、間違ってもマーチンゲールEAを使ってはいけないと注意喚起しています。マーチンゲールEAは、場合によっては高い利益率を見せることがあるため、まるで魔法であるかのごとく初心者を魅了する側面がありますが、一瞬利益が増えた時期があっても、結局最後には一瞬にして資金を溶かしてしまうという危険性をはらんでいます。
一方、雷神スキャルのEAは必ず損切りを入れるので、一回の負けや暴落で資金がぶっ飛ぶようなことはないとのことです。そのため、月利平均3%~8%と抑えていますが、長期にわたって安定して資産運用が可能となります。
マーチンゲールというのは、勝つまで倍賭けするという手法です。具体的には、ロングポジションが含み損になった場合を例にとると、ナンピンする際に倍のロットで買い増していきます。ショートポジションが含み損になった場合には、倍のロットで売り増していく手法です。
マーチンゲールに関しては、スキャルパラダイスのレビュー記事の末尾の「まとめ」のところで私が説明していますので必要ならば参考にしてください。
↓
値段は32,400円だけど妥当!?
会員専用の会員専用のSNSで無制限にサポートしてくれる以外に、不明な点があれば、面談所要時間40 分~60 分前後で、直接面談もしてくれるとのことです。直接面談できるというのはポイントが高いですね。
たとえ、実際には山口県まで訪ねて行かなかったとしても、「直接面談できる」という許可があるのとないのとでは、信頼度と安心感が違います。実際には、遠方の場合はスカイプとかになるんでしょうけど、「直接面談できる」というのは、トレーダーの心理的な面を重んじてくれた配慮であることが伺えます。
しかし、システムトレードだとしても、裁量と合わせる手法で、裁量による部分も解説してくれているのなら、この値段でも良いと思うんですが、EAだけに頼る方法で、32,400円という値段は高いと思います。
良い口コミ
★ ナンピンやマーチンゲールをしないので安心。
★ しっかり損切りしてくれるので損失が抑えられる。
★ マンツーマンで対面指導が受けられる。
★ サポートの期間や回数が無制限。
悪い口コミ
★ メンテナンスが必要らしいけど、自分でできるかどうか不安。
★ 月利平均3%~8%は少ないと思う。
★ EAを使ったトレードで長く稼げる保証はない。
★ 裁量を必要としないところに不安を感じる。
まとめ
雷神スキャルの説明によると、5年後に生存した勝ち組トレーダーの内訳で、EAによるシステムトレード運用が8割で、裁量トレードが2割と言っていて、裁量トレードが少ない理由として、いかに裁量トレードが難しいかということを強調しています。
しかし、そもそも、その割合が本当なのかどうかは不明です。なぜかと言うと、私は、実際に勝っているトレーダーは裁量だと思っています。仮に本当だとしても、この割合は、完全に裁量だけに頼っている人の割合なのではないかと思います。
裁量だけに徹底的に専念する時間がとれない場合は、他のツールに頼ることもありますので、裁量トレードが少ないことの理由が、裁量では難しくて勝てないということの根拠にはならないと思います。
というのも、裁量トレードをするにあたって、取引をする前には相場がどうなっているのか状況を把握する必要があるし、そういったことも含めて取引時間を確保しなくてはなりません。そのため、チャート分析も含めてトレードに割ける時間があまりないという人は裁量トレード以外の方法も取り入れている可能性もあります。
つまり、裁量トレードしているにしても、補助的にツールを取り入れている場合もありますし、また、システムトレード運用をしているにしても、完全にEAに任せっきりではなくて、裁量も合わせてやっているという可能性は高く、その割合をきっちり二分割はできないと思います。
雷神スキャルでは、EAでコツコツ利益を積み上げている方法が、安定して利益を出し続ける近道だと言っています。でも、私は裁量が大事だと考えているので、EAだけに頼る方法というのは、個人的にはおすすめできません。
どうしてもEAを使ったシステムトレードがしてみたいという場合には、雷神スキャルは損切りも徹底しているようなので、試してみてもいいかもしれません。